一般車両はバスレーンを走ってはいけないんですか?

2014年07月14日

一般車両はバスレーンを走ってはいけないんですか?

一般車両はバスレーンを走ってはいけないんですか?

道路標識で示された“専用”と“優先”の「バスレーン」は、路線バスの定時走行を守るために設けられた車線です。では、このバスレーンを一般車両は走行しても良いのでしょうか?

路線バスの定時走行に役立つ「バスレーン」

幹線道路などによく見られる「バスレーン」には、「バス専用レーン」と「バス優先レーン」の2つのタイプがあります。朝夕のラッシュ時など渋滞が起こりやすい時間帯に設定されることが多く、路線バスの定時走行にとても役立っています。ここを走ることで渋滞に巻き込まれず、安定した運行ができますからね。

ところが、このバスレーンを無視して走る車が絶えません。その中にはバスレーンがなんたるものかを理解しないまま走行している車もあるようです。そこで今回は、バスレーンがどのようなものかについてお話してみましょう。

「バス専用レーン」とは?

その名の通り“路線バス専用のレーン(車線)”で、路線バス以外に走行が可能なのは救急車や消防車などの緊急車両、50cc以下の原付バイク(原動機付自転車)、自転車などの軽車両だけとなります。

ですから、一般車両はバス専用レーンを走行することはできません。走行をすれば道路交通法の通行帯違反となり、罰金6000円+減点1点が課せられます。ただし、右折左折の際や道路工事等による車線規制時、緊急車両に道を譲るなどの一時的な走行は可能です。

「バス優先レーン」とは?

ただし、バス専用レーンとは違って、「バス優先レーン」というのもあります。「バス優先レーン」では、路線バス以外の一般車両も走行することができます。しかし、路線バスが優先されるレーンですから、一般車両は路線バスが近づいてきたら速やかにレーンから出なければなりません。さらに、路線バスが近づいてきてもレーンから出ることが難しい渋滞時には、走行禁止とされています。「バスが近づいてきたのは分かったんですけど、隣の車線が渋滞していて出られなかったんです~(涙)」という言い訳は通用せず、道路交通法の路線バス等優先通行帯違反で罰金6000円+減点1点が課せられます。

違反走行車の監視は強化されている

バスレーンの通行帯違反は、公共交通機関であるバスの定時運行を損ないますので、バス事業者は違反走行の監視を強化しています。例えば、浜松市の遠州鉄道や名古屋市の基幹バスでは、バスレーンに侵入してきた違反走行車を監視カメラで発見し、道路上の電光掲示板で警告を行っています。

西鉄バス、東急バス、西武バス、京王電鉄バス、関東バス、東京都交通局などでは、路線バスに「バスカメラ」を搭載して違反走行車を撮影し、その車の持ち主に警告文書を発する対策を行っています。

警視庁も「バスレーン・キープ作戦」というバスレーン内の通行帯違反と駐(停)車違反の指導取締りを推進していますので、車を運転する方は必ずバスレーンを守るようにしましょう!