小田急バスの消えた犬マークがマスコットキャラに?「きゅんた」誕生の秘密

2015年02月04日

小田急バスの消えた犬マークがマスコットキャラに?「きゅんた」誕生の秘密

小田急バスの消えた犬マークがマスコットキャラに?「きゅんた」誕生の秘密

小田急バスの車両側面に付いていた“銀色の犬マーク”が消えてから43年後、新たな犬のマスコットキャラクター「きゅんた」が誕生しました。

「小田急バス」とは

「小田急バス」は東京都の世田谷区周辺や武蔵野市、神奈川県の川崎市や横浜市北部地域を営業エリアとするバス会社です。1950年(昭和25年)の創業時は38台の車両で11の運行路線と小さなものでしたが、1950年代後半から小田急線沿線およびバス営業エリアの宅地化が進んだことで駅などへの輸送需要が高まります。それに合わせて営業規模は大きく拡大していき、現在の車両数は512台で59路線287系統となっています(2015年2月4日現在)。今や誰もが知っている関東有数のバス会社ですね。

マスコットキャラクターは「犬」

この小田急バス、昔は「わんわんバス」と呼ばれて地域の人々に親しまれていました。それは創業時からすべての路線バスの車両側面に“銀色の犬マーク”を付けていたからなのです。つまり「犬」は小田急バスのマスコットキャラクターであり、その理由は以下のように述べられています。

「マスコットに犬を選んだ理由は、愛犬として人に愛され可愛がられる、盲導犬として人の安全を確保・誘導する、猟犬として手足となって働く、あるいは番犬として人の生命・財産を守るなど、犬の性格がバスの使命と一致しているからです。この犬マークは、常に前進し、スピード感に溢れ、スマートで躍動的な姿であり、銀色に輝いて忠実と清潔とを表しています。」(小田急バスウェブサイトより抜粋)

しかし、この銀色の犬マークは1969年(昭和44年)に路線バスから取り外され、現在は14台の空港連絡バス(リムジンバス)と12台の一般貸切バスにのみ取り付けられています。

新たな犬のマスコットキャラクター「きゅんた」

路線バスの銀色の犬マークが消え、わんわんバスではなくなってから43年後の2012年(平成24年)9月、小田急バスに新たな犬のマスコットキャラクターが誕生しました。つぶらな瞳で首にスカーフを巻いた子犬、その名も「きゅんた」です。デザインコンセプトは“バスに乗る人と優しくふれあうキャラクター”で、だいぶ可愛らしくなったものの、人に対して優しく忠実に従う犬のイメージは往年の銀色の犬マークからしっかりと継承されています。バスが身近な存在と利用者に感じてもらえるように、新たな小田急バスのナビゲーターとして生まれたのです。

「きゅんた」の名前の由来は?

ちなみに「きゅんた」の名前は、誕生の際に行われた愛称募集キャンペーンで4,800人の応募から選ばれました。可愛くてキュン!としたり、バスの車内で胸がキュン!となるような心温まることがありますようにとの願いが込められているそうです。



[ 2015年2月4日 ]
※ご紹介している情報は記事執筆日現在のものです。バスの運行サービスや販売グッズなどは変更になる場合があります。最新の情報はバス運営各社の公式サイトでご確認ください。