都バスには「臨時バス」があることをご存知ですか?

2017年02月10日

都バスには「臨時バス」があることをご存知ですか?

都バスには「臨時バス」があることをご存知ですか?

皆さんは都営バスに「臨時バス」というものがあることをご存知でしょうか。これは通常の路線バスとは違って、大規模なイベントが開催された時、その来場者のために運行されるバスなのです。

大規模なイベントなどで運行されます

路線バスとは“定められたルートを定められた時刻表に従って運行する乗合自動車”であり、大都市であればどの路線も毎日定期的に運行されます。でも都営バスには大きな会場でたくさんの人が集まるイベントなどがあると、それに合わせて走る「臨時バス」というものがあるのです。

例えば江東区有明にある「東京国際展示場(東京ビッグサイト)」で大規模イベントが開催されると、「国展01」や「国展02」などの正式な系統番号を持つ臨時バスが、東京駅八重洲口や豊洲駅と東京ビッグサイトを直通で結びます。利用には都バスの運賃が必要ですが、イベントによっては貸切扱いとなり、無料で利用できることもあるんですよ。

「劇場バス」というのもあります

「劇場バス」と呼ばれる臨時バスもあります。こちらは千代田区隼町にある国立劇場での歌舞伎を中心とした公演の終了後に、帰りのお客様を新橋駅や東京駅丸の内南口を始めとする主要駅まで運びます。「劇02」や「劇03」などの系統番号で、公演の規模によって1~3便が運行されており、運賃は都バスの一般路線と同じ210円が必要です。前面の方向幕に「劇場バス」とドーンと表示されているのですぐに分かりますよ。

かつては国立劇場以外にも帝国劇場、明治座、新橋演舞場、歌舞伎座、日本青年館など様々な劇場からの路線が運行されていたのですが、地下鉄網の整備によって次々に廃止となり、今も残っている劇場バスは国立劇場だけとなっています。

“ギャンブラー専用臨時バス”もありますよ

系統番号の頭文字が「艇」という臨時バスもあるんですよ。これはなんのイベント用かというと、実は公営ギャンブルの会場である江戸川区東小松川の「江戸川競艇場(ボートレース江戸川)」へ行く人のためのものなのです。通称は「競艇バス」で、競艇場と錦糸町駅、新小岩駅、西葛西駅などを結びます。往路は乗車のみ、復路は降車のみとされていますから、完全に競艇目的の“ギャンブラー専用臨時バス”ですね。

同じく公営ギャンブルの会場である「大井競馬場(東京シティ競馬)」と品川駅を結ぶ臨時バスもあります。残念ながらこちらの頭文字は「馬」ではなく「品93」という系統番号で、トゥインクルレース開催日の20:50以降には品川駅港南口直行の「品93急行」が復路のみ走ります。この2つのギャンブラー専用バスは、ともに主催者が運賃を支払っているため、無料で利用することができます。でもそのバス代はレースの収益金から捻出されているということですから、負けて利用するとちょっと複雑な心境になるかもしれませんね。