都バスの「ラッピングバス」のお値段はいかほど?

2017年01月30日

都バスの「ラッピングバス」のお値段はいかほど?

都バスの「ラッピングバス」のお値段はいかほど?

都バスの車体全体に企業広告を描いた「ラッピングバス」は、“走る広告塔”として幅広い消費者層に訴えかけられる良好な広告媒体です。ではそのお値段はいったいいくらぐらいなのでしょうか?

2000年の都営バスから始まりました

路線バスの車体全体に企業広告を描いた「ラッピングバス」。今では街の風景に溶け込み、全国各地で見かけるようになりました。この“走る広告塔”は認知効果が非常に高く、幅広い消費者層に訴えかけられるため、良好な広告媒体としてクライアント(広告主)側からも喜ばれています。

都営バスでは全国に先駆けて、2000年(平成12年)からラッピングバスを一般化しました。当時の石原慎太郎都知事の発案によって、都営バスの営業収入を補うために始まったのです。その頃の条例で最大2.7平方メートルだった車体広告の制限を30平方メートルにまで緩和し、同年4月から240台のラッピングバスを運行させました。運賃収入以外の収益源が確保できることは、経営状態の厳しいバス事業者にとって大変ありがたいことであるため、次第にこの試みは全国へと広まっていったわけです。

車体をラップするからラッピングバス

もちろん都営バスがラッピングバスを導入する以前の1970年代頃から、全国各地の地方路線バス事業者で車体への全面広告は行われていました。しかし、当時は車体に直接ペンキで塗装をしていたため、施工や変更、そして復元に相当の時間と費用がかかり、そのため広告料金は高く、短期間の広告には不向きだったのです。

それに代わって都営バスが行ったのは、フィルム(ラッピングフィルム)に広告デザインを印刷して、それを車体に貼り付ける方式でした。これであれば直接塗装よりも施工や撤去が短時間で済みますから、イベントなどの短期間の広告にも対応できます。ラッピングバスと呼ばれるようになったのも、このように車体をフィルムで包み込む(wrap)からですね。

気になるお値段はいかほど

そこで気になるのがラッピングバスの広告料金です。都営バスでは車体全面の「フルラッピング」と、10平方メートル以内の「パートラッピング」の2種類を受け付けていますが、ここではフルラッピングの料金をご紹介します。その料金は営業所ごとに異なり、以下の6つのランクに分かれています(平成27年度の料金。金額はすべて税抜価格です)。

■ 「特S」・・・渋谷営業所(都01、RH01)
1年:400万円/半年:200万円/1ヵ月:40万円

■ 「S」・・・渋谷営業所(特S以外の系統)
1年:300万円/半年:150万円/1ヵ月:30万円

■ 「特A」・・・新宿営業所・杉並営業所・小滝橋営業所・早稲田営業所・深川営業所(都05)
1年:200万円/半年:100万円/1ヵ月:20万円

■ 「B」・・・品川営業所(市01以外)・港南営業所・巣鴨営業所・北営業所・練馬営業所・江東営業所・深川営業所(都05以外)
1年:120万円/半年:60万円/1ヵ月:12万円

■ 「C」・・・品川営業所(市01)・千住営業所・南千住営業所・青戸営業所・臨海営業所・江戸川営業所
1年:80万円/半年:40万円/1ヵ月:8万円

■ 「D」・・・青梅営業所
1年:60万円/半年:30万円/1ヵ月:6万円

料金は1台あたりのもので、 制作料および貼付・撤去料は別途となりますが、考えようによっては意外とリーズナブルなのかもしれませんね。より効果的な広告媒体をお探しの企業の方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。