都バスで東京再発見!【都03系統】かつての花形路線もその面影は少なく

2017年03月06日

都バスで東京再発見!【都03系統】かつての花形路線もその面影は少なく

都バスで東京再発見!【都03系統】かつての花形路線もその面影は少なく

都営バスの路線沿線を紹介する「都バスで東京再発見!」。今回は新宿区の四谷駅と中央区の晴海埠頭を結ぶ「都03系統」です。90年代半ばまでトップクラスだった路線も環境の変化とともに・・・

「都03系統」の概要

「都03系統」は新宿区の四谷駅から東京の中枢部を進み、東京港の晴海埠頭まで走る約8.5kmの路線です。もともとは1968年(昭和43年)に廃止となった都電代替バス路線の「銀71系統(新宿駅西口~晴海埠頭)」で、昭和50年代には都営バスの中でもトップテンに入る重要な大幹線として多くの乗客を運んでいました。そのため1988年(昭和63年)に都市新バスに格上げされて都03系統となり、都04および都05系統と合わせて「グリーンアローズ」を名乗ることになります。しかし、1996年(平成8年)に晴海見本市会場が閉鎖になると乗客数は3割減となり、新宿駅西口~四谷駅間が廃止となった2000年(平成12年)以降は本数減と乗客数減の悪循環に陥ります。ついには平日1時間に2本程度、土日祝日1時間に1本程度と落ち込み、かつての花形路線の面影は少なくなりました。それでも皇居、銀座、築地、ベイエリアと、まるで定期観光バスのようなルートを運行しますので、東京観光のメインスポットを巡るには良い路線ですよ。

停車バス停一覧

01.四谷駅 → 02.四谷駅前 → 03.麹町五丁目 → 04.麹町四丁目 → 05.麹町二丁目 → 06.半蔵門 → 07.三宅坂 → 08.警視庁前 → 09.日比谷 → 10.数寄屋橋 → 11.銀座四丁目 → 12.築地 → 13.築地三丁目 → 14.築地六丁目 → 15.勝どき橋南詰 → 16.勝どき駅前 → 17.晴海トリトンスクエア前 → 18.晴海三丁目 → 19.ホテルマリナーズコート東京前 → 20.ほっとプラザはるみ前 → 21.晴海埠頭

◇ 「都バス一日乗車券」および「都バスIC一日乗車券」
23区内の都営バスを1日に限り何回でも乗車できます。大人500円/小児250円。都営バスの車内で当日購入可能です。

沿線の見どころスポット

● 若葉東公園(最寄りバス停:四谷駅)
四谷駅近くにある赤坂迎賓館の正面に位置する公園。迎賓館と調和するように整備された並木道が美しく、小さいながらも静かな時が過ごせる大人の公園です。



● 東京ガーデンテラス紀尾井町(最寄りバス停:麹町四丁目)
グランドプリンスホテル赤坂(旧称:赤坂プリンスホテル)の跡地に2016年7月開業した大型複合市街施設です。「紀尾井タワー」「紀尾井レジデンス」「赤坂プリンスクラシックハウス」の3つの建物から成り、開発コンセプトの“豊かな自然と歴史に抱かれた国際色豊な街”を形成しています。



● 日本カメラ博物館(最寄りバス停:半蔵門)
千代田区一番町に位置する博物館で、日本カメラ財団が保存する約1万台のカメラや貴重な資料の中からピックアップされたものを常設展示しています。カメラ愛好家の方にはたまらない場所ですよ。



● 皇居(最寄りバス停:警視庁前)
天皇皇后両陛下のお住居である御所を始め、諸行事を行う宮殿、宮内庁関係の庁舎などが建つ皇居は、かつての徳川幕府の居城(江戸城)跡に造られたものです。午前と午後の1日2回、一般参観を行っており、2016年(平成28年6月)からは当日の受付や土曜日も参観も可能になりました。



● 銀座プレイス(最寄りバス停:銀座四丁目)
銀座四丁目交差点にあったサッポロ銀座ビルが再開発されて、2016年(平成28年)9月にオープンする複合商業施設。透かし彫りをモチーフに伝統工芸の美しさを表現した外観デザインは、銀座の新しいランドマークとなることでしょう。



● 松竹大谷図書館(最寄りバス停:築地)
中央区築地の銀座松竹スクエア(旧称:ADK松竹スクエア)の3階にある、演劇と映画の専門図書館です。松竹株式会社の創立者の一人である大谷竹次郎氏の文化勲章受章を記念して、1956年(昭和31年)に設立されました。所蔵資料はすべて閉架式で、図書館内での閲覧のみ可能となっています。



● 晴海ふ頭公園(最寄りバス停:晴海埠頭)
国際都市東京の海の玄関口である晴海埠頭の西端、晴海客船ターミナルに隣接する海上公園。展望園路と展望台からはレインボーブリッジや東京タワーが望め、その夜景は中央区観光協会により夜景八選に選ばれています。釣りを楽しんだり、バーベキューができるエリアもあり、隠れた人気スポットになっているんですよ。