都バス営業所の施設内部はこんな感じになっています

2017年12月06日

都バス営業所の施設内部はこんな感じになっています

都バス営業所の施設内部はこんな感じになっています

担当系統の安全運行とバスサービスの提供を裏側から支える「営業所」は、都営バスにはなくてはならない施設です。では、その内部はどのような感じになっているのでしょうか。

都バス営業所の施設はどんな感じ?

都営バスの運行になくてはならない「営業所」。そこには事務作業を受け持つ「管理担当」、現場業務を受け持つ「運輸担当」、さらには整備作業を受け持つ「車両担当」という3つのセクションの職員さんたちが勤務していて、担当系統の安全運行とバスサービスの提供を裏側から支えています。では都営バス営業所の施設内部はどのような感じになっているのでしょうか。ちょっと覗いてみましょう。

最も広いスペースを占めているのは「車庫」

営業所の施設で最も広いスペースを占めるのは、バス車両を留置する「車庫」です。品川・渋谷・江東・北・巣鴨・深川・江戸川などの営業所は100台以上の車両が配置されていますので、当然そのスペースは広大になります。それでもそこは大都会東京のバス営業所、やはり100台を一列に並べられるだけの敷地は望むべくもなく、営業運行を行っていない深夜時間帯は、どこの営業所の車庫もぎゅうぎゅうのすし詰め状態となっています。そのため営業所によっては、翌日の出庫をスムーズにするために専門の格納要員が駐車順を整理しています。

車庫には給油スタンドと洗車設備もあります。まあ大型の路線バス車両が一般のガソリンスタンドに来て燃料と洗車をしていたら、みんなびっくりしちゃいますものね。なお、圧縮天然ガスを燃料としたCNGバスが配置されている臨海支所には、都営バスの営業所車庫としては唯一の圧縮天然ガス充填スタンドがあります。

管理および運輸担当職員が働く「事務所」

営業所の一角には「事務所」があり、ここで管理担当および運輸担当の職員が働いています。入口近くのカウンターは定期券やICカード、シルバーパスなどを購入することができる利用者窓口になっており、バス車内に忘れ物をした場合も紛失日から2日間はこちらで保管してくれます(その後は「東京都交通局お忘れものセンター」に移されます)。

もちろん事務所は都営バスの運行をサポートするためのものですから、乗務を開始しようとする運転手と運行管理者が対面点呼する点呼執行所や、担当する全系統の現在地をリアルタイムで表示する運行監視モニターがあったりします。他にも乗務員控室や更衣室(ロッカールーム)があり、運転手さんたちは更衣室で制服に着替えると同時に、私物をロッカーに保管します。都営バスでは乗務中に財布や携帯電話などの私物を持つことを禁止しているためですね。

仮眠室や浴室も設置されています。営業所は基本的に24時間営業で、運転手さんや運行管理者には“泊まり勤務”がありますし、朝と夕方のラッシュ時に乗務して日中は拘束外という“中休みシフト”もあるため、休息をとる仮眠室やリフレッシュする浴室が必要なのです。もちろん女性運転手が所属する営業所には、女性用のものが用意されています。さらに立派な職員食堂を持っている営業所もあります。

自主点検や法定点検を行う「整備工場」

そして「整備工場」も重要な施設です。都営バスでは12ヶ月ごとの車検や大規模修理などの重整備は、江東区にある東京都交通局車両課直轄の自動車工場が集中して行っていますが、1ヶ月ごとの自主点検や3ヶ月ごとの法定点検は営業所内の整備工場で対応しています。

整備工場には配置される車両規模に応じた屋根付きのピット(整備所)があり、部品庫やタイヤ保管庫を併設しています。事務所内の浴室は、真夏も真冬も油まみれになって働く車両担当の交通技能職員にとって大変助かる設備で、営業所によっては専用のシャワー室を設置しているところもあるようです。