いけない妄想をしてしまう ...長野県の“艶っぽい”バス停名とは

2018年04月13日

いけない妄想をしてしまう ...長野県の“艶っぽい”バス停名とは

いけない妄想をしてしまう ...長野県の“艶っぽい”バス停名とは

全国各地には変わった名前のバス停がいくつもあります。その中から今回は長野県に存在する、“ちょいと艶っぽい”名前のバス停をご紹介してみましょう。

長野県駒ヶ根市を走る「駒ヶ岳ロープウェイ線」

長野県南部の南信地方に位置し、中央アルプス(木曽山脈)と南アルプス(赤石山脈)の2つのアルプスを望むことができる「駒ヶ根市」。この駒ヶ根市の玄関口となるJR飯田線「駒ヶ根駅」から、中央アルプスの最高峰、木曽駒ヶ岳へ向かう路線バスが「駒ヶ岳ロープウェイ線」です。

駒ヶ岳ロープウェイ線は駒ヶ根駅前と木曽駒ヶ岳へのアクセスを担う駒ヶ岳ロープウェイの出発点「しらび平駅(標高1,662m)」を結びます。夏は登山客、冬はスキー客で賑わう山岳路線ですね。地元バス会社の「伊那バス」と駒ヶ岳ロープウェイを経営する「中央アルプス観光」が共同で運行しています。

ドキドキするバス停名 それは「女体入口」

この駒ヶ岳ロープウェイ線の途中に、今回ご紹介する“ちょいと艶っぽい”名前のバス停があります。駒ヶ根駅を出発して、すずらん通り → 文化会館北 → 馬場 → 板橋下 → 北割というバス停を経由すると、中央自動車道の駒ヶ根インターチェンジが見えてくるのですが、そこにあるバス停名が艶っぽいんです。

その名も「女体入口」。読み方もそのままの「にょたいいりぐち」で、男子なら“神秘への入口なのか ...”とドキドキせずにはいられません。あまりの珍しさに、このバス停と一緒に記念撮影をしている人たちもよく見かけます。

その名の由来はちっともエロくない

もちろん神秘への入口があるわけはなく、単に「女体」という集落に入る道の近くにあるから「女体入口」となっているだけで、それ以外の何ものでもありません。ではなぜその集落は女体という名前なのでしょうか。これには諸説あり、例えば近くの平安時代創建なる光前寺が女人禁制だったため、寺に入れない女性が待屋で待ったことから「女待ち→女待→女体」になったという説、ここから見える中央アルプスが女性が横たわった姿に似ているからという説などが、まことしやかに伝わっています。

その中でも有力なのは、「にょ」は「に」「にゅう」と呼ばれる赤土を意味し、「たい」は「平ら」を意味していて、「にょたい」は赤土の平らな場所であり、それに女体という字が当てられたという説です。まあいずれにしても決してエロい場所ではないということですね。

「丸ぼっき」というバス停もあるけれど

なお、駒ヶ根市の南、中央自動車道でも駒ヶ根インターチェンジの次となる松川インターチェンジ近くの下伊那郡松川町に、駒ヶ岳ロープウェイ線と同じ伊那バスが運行する「生田線(まつかわフルーツバス)」があります。松川町の役場前から山間の上峠を結ぶのですが、ここにもちょいとエロチックな名前のバス停があるんですよ。こちらの名前は「丸ぼっき」。女体入口の下に丸ぼっきときたら・・・ゴメンナサイ、ちょっと妄想を膨らませすぎですね。この「ぼっき」は、“そそり立つ崖”や“崩落地”を意味する「ほき」「ほけ」のことで、徳島県の大歩危(おおぼけ)小歩危(こぼけ)と同じような使われ方だと考えられます。

名前は艶っぽくてちょっとエロくても、その由来はちっともエロくない変わった名前のバス停のお話でした。