どこまでいくんだ!? 次々と生まれる“日本一長いバス停名”

2018年10月10日

どこまでいくんだ!? 次々と生まれる“日本一長いバス停名”

どこまでいくんだ!? 次々と生まれる“日本一長いバス停名”

2014年7月時点での“日本一長いバス停名”は茨城県にある読み仮名40文字のバス停でした。それが2016年には41文字、そして現在は43文字のバス停が生まれています。いったいどこまでいくんだ!?

2014年7月までは茨城県つくば市に

地域に数あるランドマークや住宅地を、細やかに結んで走る路線バス。そのため鉄道の「駅」と比べて「バス停」の数は圧倒的に多く、日本全国で約65万ヵ所もあると言われています。これだけあればビックリするような名前のバス停もありますよね。では、日本で一番長いバス停名はどんなもので、どこにあるのでしょうか。

以前に掲載した記事でもご紹介したことがありますが、2014年(平成26年)7月時点での“日本最長バス停名”は、茨城県つくば市にある関東鉄道および関鉄パープルバスの「産技総合研筑波東事業所つくば研究支援センター入口(さんぎそうごうけんつくばひがしじぎょうしょつくばけんきゅうしえんせんたーいりぐち)」でした。その文字数は正式表記で24文字、読み仮名で40文字もあり、これを超えるバス停名は未来永劫どこにも出てこないと、誰もが思っていたのです。

名称短縮でその座は鳥取県境港市へ

ところが、このバス停名は2014年8月10日に「産総研つくば東事業所筑波研究支援センター入口」へと変更され、正式表記22文字、読み仮名37文字に短縮されてしまいます。すると登場してきたのが、鳥取県境港市を循環する はまループバスの「境港水産物直売センター・境港港湾合同庁舎(さかいみなとすいさんぶつちょくばいせんたー・さかいみなとこうわんごうどうちょうしゃ)」でした。

こちらの正式表記での文字数は19文字(「・」は除く。以下同様)しかないのですが、読み仮名では40文字あり、37文字に短縮された茨城県のバス停を抜いてトップに躍り出ることとなったのです。

2016年5月から再び茨城県が奪還

ところがところが、2016年(平成28年)5月になると、再び茨城県内にとんでもなく長い名前のバス停が現れます。その名も「レイクエコー・白浜少年自然の家・なめがたファーマーズヴィレッジ中央(れいくえこー・しらはましょうねんしぜんのいえ・なめがたふぁーまーずゔぃれっじちゅうおう)」。茨城県行方市にある関東グリーンバスのバス停で、正式表記31文字、読み仮名41文字と、どちらにおいても日本一の長さとなりました。

隣接する3つの施設名を列記したことで日本最長の座を鳥取県から取り戻したのですが、関東グリーンバスはかつてのトップだった関東鉄道のグループ会社ですから、もしかすると日本一奪還を狙ってのネーミングだったのかもしれませんね。

僅か1年で日本最長の座は静岡県へ

もし本当に関東鉄道グループが日本一を狙ったとしたならば、当分の間は安泰だと考えていたはずです。ところがところがところが! 驚いたことに僅か1年ほどで日本最長バス停名は茨城県から出て行ってしまうことになります。

2017年(平成29年)6月、静岡県静岡市のしずてつジャストラインの「曲金静岡視覚特別支援学校前」バス停近くに静鉄不動産静岡南店が移転してきたことでこの2つが列記され、バス停名が「曲金静岡視覚特別支援学校 静鉄不動産静岡南店前(まがりかねしずおかしかくとくべつしえんがっこう しずてつふどうさんしずおかみなみてんまえ)」へと変更されました。その結果、正式表記は22文字であるものの、読み仮名は43文字となり、現時点での日本最長となったのです。

このようにバス停の名称は、その地域の“目印や象徴になるような施設や建物名”を付けることが多いため、長い名前の施設名が与えられたバス停近くに別の施設が移転や新設されると、それらが列記されてとんでもない長さになっていく可能性があります。もしかすると次の日本最長バス停名は、あなたの街から生まれるかもしれませんぞ。